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この冬のインフルエンザ ここまで極端にかかる人が少ないワケとは?
この冬のインフルエンザ ここまで極端にかかる人が少ないワケとは?
日々の生活のなかでちょっと気になる出来事やニュースを、女性医師が医療や健康の面から解説するコラム「ちょっとだけ医見手帖」。

今回は「この冬のインフルエンザ」について、NPO法人医療ガバナンス研究所の内科医・山本佳奈医師が「医見」します。

明けましておめでとうございます。2021年も、皆様に読んでいただけるよう、外来診療で感じたことや、タイムリーな記事をお役にたつ情報を盛り込みながら、コラムを書いて参りたいと思っております。どうぞよろしくお願いします。

今年の年末年始は帰省せずに新年を迎えた、という方も多いのではないでしょうか。私も、昨年は一度も大阪の実家に帰ることができなかったので、せめて年末年始は日帰りでもいいから帰省したいなと思っていました。しかし、クリスマスを終えたあたりからでしょうか。外来診療を行っていると、38度を超える発熱を訴える患者さんが日に日に増えてきました。そして、新型コロナウイルスPCR検査で陽性を認める患者さんが多くなってきたのを目の当たりにし、帰省はやめたほうがいいと考えるにいたりました。

冬のクリニックといえばインフルエンザです。一昨年までは、年末年始やお正月などお構いなしに全国的に猛威をふるっていました。例年であれば、12~3月に流行のピークを迎えます。しかしながら、インフルエンザの流行が拡がり始めた2019年12月、中国武漢市で発生した新型コロナウイルスの感染が短期間で急速に世界中に拡がっていくのとは反対に、日本を含む北半球におけるインフルエンザの流行はみるみる減少。外来診療の現場では、インフルエンザの検査..

【日時】2021年01月13日 07:00
【ソース】AERA dot.


インフルエンザ(イタリア語: influenza、ラテン語: influentia)とはインフルエンザウイルス急性感染症。上気道炎症状・気道感染症状、呼吸器疾患などを呈する。流行性感冒(りゅうこうせいかんぼう)略して流感(りゅうかん)とも呼ばれる。日本語ではインフル、英語ではfluと略されることも多い。
79キロバイト (10,754 語) - 2021年1月1日 (金) 10:47