NO.9804021
複数のウイルスに効く「キメラワクチン」が新型コロナ変異株にも有効と明らかに
複数のウイルスに効く「キメラワクチン」が新型コロナ変異株にも有効と明らかに
強敵に出会うと強くなるのはウイルスや細菌だけではないようです。

8月27日にアメリカのノースカロライナ大学の研究者たちにより『Science』に掲載された論文によれば、複数のコロナウイルスのmRNAを1つに組み込んだ「キメラワクチン」が開発されたとのこと。

キメラワクチンを接種されたマウスは、新型コロナウイルスだけでなく、2003年に流行を起こした「SARS」やコウモリ、カメなどが媒介する複数のコロナウイルスに対して同時に免疫能力を獲得。

感染しても症状の重症化を防ぐ効果を発揮しました。

キメラワクチンは人類を脅かすコロナウイルスに対して、切り札になりえるのでしょうか?

※本記事で言及しているコロナウイルスは新型コロナウイルスを含む複数のコロナウイルスの総称です。

■人類にとって次のパンデミックが分岐点になる
コロナウイルスと人類の戦いはここ数年ではなく、実は20年以上も続いています。

2003年ごろに猛威をふるった「SARS(サーズ)」、2012年ごろから感染者が出始めた「MERS(マーズ)」、そして現在パンデミックを起こしている「新型コロナウイルス」。

これら3種は全て、同じコロナウイルスに属します。

この事実は、そう遠くない未来に、別のコロナウイルスによるパンデミックが起こることを予想させます。

もし現在のパンデミックが収まらないうちに、SARS(致死率10%以上)やMERS(致死率30%以上)を引き起こしたような、致死率が高いウイルスが、人間の体内で新型コロナウイルスと遺伝的に融合した場合、危険な結果になりかねません。

コロナウイルスを35年に渡り研究してきたノースカロラ..
【日時】2021年09月01日
【ソース】Nazorogy




#8 [匿名さん] :2021/09/02 10:00

>>0
キメラワクチンって、何個mRNAを組み込んだかで正式名称が複雑になっていくのかな?
これから出てくる新種の変異株をどんどん組み込んでいって、自分が何を打ったかわからなくなったりしない?